freee

ロケーション
東京 ⇄ 大阪
導入日
2022年 08月 22日
ウェブサイト
行きたくなるオフィス|働く環境の満足度向上でエンジニア採用を強化

freee株式会社(以下、freee)は本社移転に伴い、東京の新本社と大阪オフィスを2022年8月にtonariでつなげ、エンジニアがどこにいても仕事ができる柔軟で一体感のある環境を実現しました。

課題と実現したこと

  • リモートワーク前は活発だった議論や社内の一体感が減少し、freeeらしさが希薄になっていた
  • 同僚に会いたくなる職場環境を整え、出社したくなるオフィスを実現。エンジニアにとって魅力的な環境を作り、採用活動につなげる

「エンジニアらしく」働ける環境を提供

IT企業にとって、優秀なエンジニアの採用と入社後のエンゲージメントには、柔軟な働き方と新しい技術の習得が重要といえます。この両方を整えることは、人手不足の解消と生産性向上につながります。

大阪オフィスに誰がいるのかがすぐにわかり、声がけができることに感動した。すでに関西以外の拠点からもtonariを導入したいというリクエストも。拠点を選ばず、移動せずにつながれる。tonariの『テクノロジーで課題を解決する』というコンセプトは、エンジニアにとっても共感できる魅力的なビジョンだと感じる 東京オフィス 野本さん 

出社したくなるオフィスに

freeeでは、在宅勤務による活発な議論や社内の一体感の低下を解消するため、東西の拠点や部署に捉われずプロジェクトを円滑に進める環境を作っています。例えば仕様会議や要件の洗い出しが必要な場面では、tonari越しで素早く解決でき、離れて働くエンジニアは安心感を得ているようです。

入社時からリモートワークで、困ったときにすぐに聞けない寂しさがあった。tonariは他の会議システムと異なり、相手の全身が見えて実際に会っているかのようで新鮮。そこから生まれるコミュニケーションにワクワクする 東京オフィス エンジニア 大隈さん

チームビルディングとプログラミングにも最適

新メンバー1名だけが大阪勤務に。人間関係の構築からタスクのキャッチアップまで、拠点間のギャップをtonariで解決しました。

プログラミングは個人的な作業。5名体制の部署で私だけが大阪勤務なのですが、tonariを介することで東京チームのエネルギーを感じられ、一体となって仕事ができることに感激。住む場所も働く拠点も選べるfreeeは、とても柔軟 大阪オフィス エンジニア 横さん

ペア・プログラミングや朝会にも使えるオープンなコラボレーションエリアを設計

tonariは、東京と大阪のエンジニアチームのデスク近くに、オープンなコラボレーション&ブレイクアウトエリアを設けました。対面式のペア・プログラミングや、毎日の朝会、ランチタイムにも定期的に利用されています。そして社員が頻繁に行き交う通路沿いにあり挨拶や自然な会話のキャッチボールが可能です。

freeeのtonari(左上:東京 右下:大阪)

オフィス家具に関しては移動しやすいものを選び、カジュアルな会話からペアでのコラボレーション、プロジェクトのキックオフやデザインブレストに至るまで、1対1の少人数から片側5~6名の多人数でもレイアウトを柔軟に変更できるようにしました。

「同僚に会いたくなる」職場環境に

「行きたくなるオフィス」とは何か。採用や入社後のエンゲージメントを高めるには「同僚に会いたくなる」職場環境づくりが大切です。また昨今では、エンジニアの採用やM&Aなどを視野に入れて開発拠点を海外に開設する企業が増えていますが、tonariなら、拠点間の空間をつなぐことで雑談からイベントまで臨場感を共有でき、国を越えたカルチャーの醸成やフラットなマネジメントにも有効です。

左から野本さん、稲村さん
オフラインとオンラインの間を埋めてくれるtonariは、思っていた以上の体験。大阪にいるメンバーに手を振って声をかけたくなる!プロジェクトのキックオフ時など『密なコミュニケーションや抽象的な議論』が必要な場面で、tonariを通して語り合い、形をつくっていく。長期的には、場所の制約なく成果を出せる環境を目指したい 東京オフィス マネージャー 稲村さん

freee株式会社について

freeeは「スモールビジネスを、世界の主役に。」というミッションのもと、だれもが自由に経営できる統合型経営プラットフォームを実現します。日本発のSaaS型クラウドサービスとして、パートナーや金融機関と連携することでオープンなプラットフォームを構築し、「マジ価値」を提供し続けます。

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